チグリとユーフラテという名前は、どちらも人類文明発祥の地の大河から。水の入ったドラムで揉みほぐされて仕上げられるバケッタ製法レザーです。水流の力によって揉まれた革はとても柔らかくなり、シボが粒立ち、縮れて波打って、複雑で魅力的な表情を見せます。最後に施されるグレージング加工によって艶めきも帯びて、長年使い込まれてエイジングが進んだかのような風情を、最初から楽しむことができます。チグリとユーフラテは同じ加工を施されていますが、厚みの差によって、シボ感や縮れ具合の荒々しさや細かさが異なります。それぞれの魅力を引き出す用途にお使いください。
原産国 | イタリア |
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革種 | 牛革 |
部位 | ショルダー |
なめし | ベジタブルタンニン |
大きさ | 130デシ前後 |
厚み | チグリ:1.8-2.0mm/ユーフラテ:1.0-1.2mm |
色展開 |
現在7色
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主な用途 | バッグ、財布、小物、靴、ベルトなど |
タンナー紹介 | CONCERIA CARLO BADALASSI |